第4回オンラインサロンの前の時間帯に、産学イノベーション支援センター 産学連携・イノベーション・知財部門（CDI）で研究を行っているCDI非常勤研究員（ポストドクター）の研究成果発表会を開催いたします。貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

　PCRはコロナウイルスなどの検出に不可欠な技術として注目をあびています。農業における植物ウイルスとの戦いにおいても、PCRは貴重な武器となっています。さらに、PCRを含めた遺伝子解析技術の進歩はバイオサイエンス全体の発展に貢献してきました。
　本講演では、PCRの簡単な原理をお話しするとともに、植物ウイルス検出のための実施例を紹介します。また、当センターにおけるPCRを活用したバイオサイエンス研究の事例と、今後の「分子農学」への展開についての展望を述べさせていただきます。

Zoomに慣れていない方向けに事前配信テストも予定しています。
オンラインサロンにお申込みいただければテストにもご参加いただけますので、安心してお申し込みください。

　本学の研究資金獲得施策の一環として、各省庁の令和３年度公募事業の説明会を実施いたします。今回も、本学で比較的応募の多いJST（文科省）、NEDO（経産省)、生研支援センター(農水省)の事業ご担当の方に、来年度概算要求に沿った公募事業について、トピックスも交えてご紹介頂きますので、奮ってご参加ください。

ガラスやセラミックスといった「無機固体材料」は、原料を高温で溶かして固めて作られるイメージが強いですが、講演者は化学反応を利用し、液相で無機固体材料を合成する研究に長年取り組んできました。従来材料を低温の液相プロセスで得られるというだけではなく、化学反応を精密に制御することによって、従来の高温プロセスでは得られない新規な無機機能性材料の創出につながります。
本講演ではこのような液相での無機材料合成の魅力をこれまでの研究成果を交えて概説するとともに、得られる材料の高度化、高性能化に欠かせない「機器分析」の重要性にも言及し、講演者が部門長を務める当センター「先端計測分析部門」の紹介も行います。

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講演者は2014年から内閣府のSIP(戦略的イノベーションプログラム)の「革新 的燃焼技術」に参画し、制御理論の立場から最大熱効率50%を超える新しいエン ジンの制御系開発に取り組みました。その後、本プロジェクトはAICE(自動車用 内燃機関技術組合)の研究プロジェクトに引き継がれ、モデルベース開発に基づ くエンジン制御系のさらなる高性能化とともに、最近注目を浴びているAIの活用 についても取り組んでいます。本講演では、これら一連の研究内容について紹介 します。

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